快適!! FFヒーター。夢がかないました。

 ハイエースに乗り換えたときからずっと欲しかったFFヒーター。ドイツのWebasto社のFFヒーターです。本体と付属部品の価格+取り付け工賃=20万円消費税率が上がる前にと、思い切って取り付けました。

 

 取り付けてすぐ、寒い日の夜に試してみました。外気温(最低気温)は5℃くらいかなという夜でしたが、車の中は一晩中20~25℃程度で、ぽかぽか、春の陽気です。薄い羽毛の掛布団1枚で快適に眠ることができました。

 FFヒーターというのは、燃焼のための空気を車外から取り入れ燃焼ガスを車外に排出しながら、この「燃焼系」の空気とはまったく別に、車内の空気を取り込み熱交換器で熱だけを受け取って暖かくなった空気を再び車内に吹き出すヒーターのことです。

 このように、「燃焼系」の空気と暖房のための空気とが別系統になっていることで、車の中に一酸化炭素や二酸化炭素などが入る心配がまったくありません。 

 

 夜寝るときには、もちろん車のエンジンを切ります。アイドリングストップは、車中泊の基本中の基本です。エンジンを切っても暖かく過ごせる。それがFFヒーターです。なお、燃料は車の燃料タンクから取り込まれるので、FFヒーターの燃料のことは何も気にする必要がありません。また、カタログには、8時間使用しても燃料の消費量は1L程度とあります。エコ製品なのです。

外では雪が積もっていることにも気がつかず

 上と左の写真は、マンションの駐車場に停めた車の中で一夜を過ごしたときの翌朝の様子です。写真のように、翌朝はどの車にも雪が積もっていてとても寒い朝だったことがお分かりいただけると思いますが、私のハイエースだけには、ほとんど雪が積もっていません。一晩中FFヒーターを使っていたのでその熱で車全体が暖かくなっていて、雪が融けてしまったのです。

 

 もちろん、夜から翌朝にかけての車の中は快適そのもので、まさか外では雪が積もっているなどとは思いもしませんでした。